取扱素材
ウレタンフォーム
ドイツで1945年に開発されたウレタン樹脂発泡体で、用途に応じてさまざまな性能をもったものが開発されています。加工方法も多岐にわたり、家庭用のソファ、マットレスから工業資材、緩衝材、スポーツ用品、建築・住宅用素材など、あらゆる分野で使用されています。
材料の特徴と用途
軟質ウレタンフォーム
(エステル系)
エステル系は摩耗性が高く耐油性、耐熱性、吸音性等が優れています。
クリーナー材、吸音材、断熱材の他、工業用素材など
軟質ウレタンフォーム
(エーテル系)
エーテル系はクッション性が高く耐水性、耐湿性、耐薬品性に優れ、加工性も良いため幅広い分野で使われています。
家具、衣料、梱包材など
低反発ウレタンフォーム
軟質ウレタンフォームに特殊な配合を加え、衝撃吸収や体圧分散等の機能を付加したものです。加圧に対してじんわり戻ります。
枕、車椅子用クッションなど
高反発ウレタンフォーム
高密度ながら低硬度で通常のウレタンフォームよりも底づき感の少ない特殊フォームです。安定感があるためマットレス等に適しています。
ベッド、マットレス、ソファークッションなど
モールドウレタンフォーム
金型内に原料を注入して成型したウレタンです。デザイン性が高く耐久性も高いため、車のシートや業務用椅子等に使用されます。
車のシート、業務用椅子(理美容椅子)など
インテグラルスキンフォーム
(スキンレスフォーム)
モールドウレタンの一種ですが、成型時、表面にスキンが形成されるので、縫製等の後工程を無くす事が出来ます。
車のハンドルや、椅子の肘等に使用されています。
車のハンドル、椅子の肘など
チップウレタン
ウレタンの端材を粉砕して接着剤で固めたものです。リサイクル品のため、品質にばらつきが有りますが、密度が高く底付きしにくいため、家具やマット等に使用されます。
応接ソファ、業務用椅子など